フォトグラファー的・時事放談

メディア野郎がテキトーに書いています

英会話のお話。

DMM。

 

未だにエロビデオ売っており、創業者が株式をほぼ独占しており企業規模がよく分からない、ブラックな雰囲気すら醸し出すこの会社が提供するオンライン英会話サービスがDMM英会話だ。

 

60カ国+ネイティブの講師とレッスンできる『プラスネイティブプラン』 - オンライン英会話ならDMM英会話

 

オンライン英会話は、「レアジョブ」というフロンティアがいたのだが・・・。どうみても後発隊のDMMに押されている感じだ。確かに、インターフェースのユーザビリティは、レアジョブの比ではないほど高い。24時間受講が可能なうえ、ネット回線トラブルに対するケアも非常に高い。総合的なサービスについて合格点の優良サービスだとユーザーでもある筆者は思う。ただ最近、講師の数が足りず予約が取りにくいという状況が慢性化しているのは大きな問題だ。オンライン英会話業界も講師の確保が最大の要であるということか。

 

実際のところ、DMMの資金力はものすごいようで、参入時はレアジョブを軽く超える格安のパックを提供し、普及に努めた。エロビデオやアダルトゲーム販売で得た金をそのまま回しているんだろうなあ。わかりやすい事業展開だったが、僕もこの「格安時」に会員となり、わずか5000円前後で、毎日2回、つまり50分の英会話を受けたものだ。おそらく2014年の4月ぐらいだったかな?

 

今、チェックしてみると、積算で8000分ぐらいやっているので、3日に1度はやってきた計算だ。実際は、入会時期や海外にいた時にセッセとやっており、この数ヶ月はあまりやっていないのだが・・・・。

 

さて、そんなDMMは、1年前ぐらいに、料金をより適正価格に近づけた(会員増のための赤字価格だったのだろう、突然二倍の8千円となった)。

 

まあ、特に変更する理由もなく続けていたが、最近、さらに欧米人(英米)を中心としたネイティブ講師を受講できるプランが始まった・・・。というのは、この格安オンライン英会話というシステムは、基本的にフィリピンや、セルビアなど、発展途上といってもいい国の講師たちを格安で雇うということで成り立っていたビジネスモデルだ。わかりやすいですな。

 

さて目下話題の「ネイティブ講師を受講できる権利」を有する新体系プランの価格だが・・・。1日2コマをネイティブにした場合・・・。31000円。

 

実に現在と比較して、実に4倍である。これはいかにも高い。

 さてどちらが良いのだろうか・・・。

 

これは自分の英語力との見合いだろうねえ・・・。というか要するに

1・英語はネイティブではないが、有能な講師といる可能性が高いフィリピン講師

2・英語はネイティブだが、中産階級以下、アッパーではない可能性が高い英米人講師

のどちらかを選ぶか、である。

 

確かにネイティブの発音は魅力的だ。

 

僕はそこそこしゃべれる(TOEIC900)が、目下自分の最大課題はリスニング能力である。こうした場合、確かにネイティブの方が訓練されるはずだ。

 

しかし、フィリピン人の英語は、予想以上にシッカリしている。彼らはほぼほぼ英語社会と言ってよい。その他、セルビアなど欧米の一部の講師や、ジャマイカなども良い講師はちょこちょこいる。

 

一方、やはり欧米人はアジア人よりもよっぽどいい加減というか、結局はまともなスキルを持つ欧米人は、オンライン英会話でチマチマ稼いでいないのかおそらくアッパーな層ではない。その点での「勤勉さ」「学歴」などについては、英米の講師よりも、正直、フィリピン人やセルビア人の方がよほど高いだろう。

 

これは、日本でも英会話教室に行ったところで、どーしよーもないバックパッカー不良外人が教えているだけだった・・というオチが多いことと似ている。

 

ちなみに、DMMの子会社と思われるbiboでは年中、ジョブハンターたちが訪れているようだ。

bibo.com.ph

 

このサイトは主にフィリピン人用。当然ではあるが、米英へは違う給与体系が用意されているわけだが、一説にはせいぜい1時間9ドルとも。

 

15000円で30分毎日、と考えるとほぼ利益を相殺する実験的なビジネスプログラムなのだと思う。

 

ただまあ、僕の結論としては、格安の途上国の講師のなかで、人間的、スキル的に素晴らしい方を探す方が「今は」良いと思う。

 

ちなみにオンライン英会話の教師のクオリティは、ほぼほぼ、年齢に比例する。雑談などがベースになるためだが、やはり40代以降などは、知見が広い方が多いのでおすすめだ。