フォトグラファー的・時事放談

メディア野郎がテキトーに書いています

都知事選、鳥越氏と野党共闘が物語る日本

鳥越氏。

 

僕らの業界では、「あいつだけはナイよ〜〜〜」

 

というのが流れており、その思いは、彼の意味不明の公約騒ぎ(ガン受診率)で確定となり、さらに、まことしやかに流れていた女性ネタがようやく文春で今日発表となる。

 

文春も訴訟覚悟でよく出したもんだ。正直、あまりにも名誉毀損のリスクが高すぎるため、各社も見送っていた、というのが正しいところだ。というのは、おそらく被害者女性、関係者の証言だけであり、時効の可能性もあり、立証できるファクトはかなり薄いかもしれないから。

 

ともあれ、これで鳥越氏の落選はほぼ確定。もちろん、女性問題は単に、彼に能力がないということを示すほんのわずかなヒントーー氷山の一角でしかないのであるが。

 

さて、少しまとめてみよう。

 

なぜ、メディアに生きるひと(同業者)が、鳥越氏だけはナイ、と考えるのか。

 

それは今更ながらも

 

1・老害に立脚した無能さ

2・セクハラ、パワハラの評判と事実

3・仕事を投げ出す癖がある(オーマイニュース

4・健康不安

ってなところである。

 

なんだかんだで狭い業界。

 

悪い噂は広まるが、職業上、ネットの皆様よりかは、少しはマトモにその噂が本当かどうか、精査されるのが常。文春では、被害者とされる女性の旦那が語っているようだ。物証に乏しいかもしれないが、要するにまあ、女に甘く、女が大好きで、教え子に手をつけることをなんらいとわぬ下半身おじさんだって報道ということで・・・。

 

英雄色を好むといえど、それが百歩譲って許されるとすれば(許されないんだけどねw)、結局のところ「仕事ができる」ヤツだろう。・・・。

 

やれやれ・・・。まあフツーはこんなことは選挙期間中に書かないんですが・・・w。

 

結局、「野党共闘」のネガティブな部分が垣間見えたというか。とかくアンチ与党で、ボス(都知事)は、どんな無能でもよい、という考え方は、思考放棄に近いってことですね。

 

職業柄、常に与党をウォッチする側であり、支持することそのものに懐疑的という立場ですが、野党の離合集散ぶりと、シールズや三宅など、中途半端な極左を見ると、どうにも頭が痛くなる今日この頃。

 

・・・ってのは、彼ら、あまりにも国内目線、内向きなんですね。世界各国でも、どちらかといえば、アンチグローバルとでも言える内向き目線な事象が起こりつつありますが(Brexit、トランプ現象)、日本もひどいもんです。

 

例えば左翼はTPPに反対といいますが、TPPがなんたるかを理解している人はほとんどいない・・・。ややこしすぎるからしょうがないんですが、というよりも「TPPなんて、FTAなどで既に始まっている」ことすらわかっていない人(三宅さんのユーチューブなど)がイノセントに反対をとなえているわけで・・・。要するに脳みその作りの問題でしょう。三宅現象は、いわば、ヤンキーにすらなりきれなかった、都会型、非リア充の反乱なのだと思います。