飲み屋で嫌われる男アゲイン
まあ都心で一人で呑むと、いろんな人と巡り会えるわけだが、店にもよるが困ったちゃんも多い。その中で、ダメなタイプを紹介するという陰険なコーナーが本稿であり、いくつか紹介してきたわけだが。
今回のケース
年齢 60代男性
職業 外国語を使ったコンサル業、おそらくフリー系
外見 普通
特徴 声がでかすぎる
あらゆるネタを自分の話に持ち込む
今回の残念オッさんA氏は、ひたすら声がでかいのと、自分の話しかしないというのが特徴である。
例えばこんな感じ
女性「私、北京で働いていたんですよね」
おっさん「北京いいよねー僕も家族で一度旅行で行ったけど、面白かった〜以下略」
女性「・・・・そうですか・・・・」
おっさん「ほんとにいいんだよね〜だって俺がほにゃららしたらほにゃらら以下略」。
一言でいうと・・・。
「誰もお前のこと聞いていねえよ」
に尽きる。
ここはどう見ても普通なら
女性「私、北京で働いていたんですよね」
男性「へえ、ということは中国語、マンダリンとかすげーしゃべれるんですか?」
女性「まあ10年間いましたから」
男性「えー10年?すげー、何していたんすか?」
ってな展開でしょうw
その中で、自分も共有している情報を小出しにして、盛り上げる、とw
こんなことすらできないオッさんは、いくら外国語が堪能だとしても、非常に気の毒な存在である。そして、何より声がデカイ。
間違いなく言えるが、「声がデカイ」という男性は信用できない。
というのは、自分の内容の欠落部分を、声の大きさでカバーするという自動修正機能が効いていることが多いからだ。いわゆる識者や、CEO系で、必要以上に声がデカイ人はいない(いわゆる中小企業の社長親父を除く)。必要ないし、むしろ落ち着いたトーンで話す方が印象が良いことを知っているからだ。
というわけで、女性諸君。
警戒するとすれば、合コンであれなんであれ
「声がでかいやつ」
である。若い野郎では、そいつがノリが良くて場を盛り上げようとする善良なヤツも多かろう。ただ、自分が目立ちたい、認めて欲しい、という裏メッセージを含めた「声のでかさ」はすぐに分かる。
非常に実践的に分かる、つきあったら面倒くさいタイプ、である。
60代のおっさんがこれから変われるチャンスはほぼないだろう。むしろ、なぜ俺がもっと人気がないのだろう、と不思議に思っていることだろう。
お気の毒さまである。おめーのせいだ。